還付金詐欺の被害が増える中、静岡県警は金融機関のATMの近くに被害者を模したマネキンを置き、注意を呼び掛けました。

9月15日、静岡県静岡市葵区の金融機関のATMの近くに、県警がポスターとともに設置したマネキン。高齢の女性が携帯電話を手に不安そうに話をしています。還付金詐欺などの被害に遭いやすい人の特徴を表現しました。

警察によりますと、2020年は1件だった還付金詐欺の被害が、2021年は36件に急増し、2022年は9月13日までに41件の被害が確認されています。

<県警本部 生活安全企画課 杉山雅崇課長補佐>
「ATMでの携帯電話を使っている人には注意喚起を呼びかけていただきたいなと思います」

警察は、来店者にチラシを渡し、注意を呼び掛けました。