9月5日に静岡県牧之原市で起きた3歳女児の通園バス置き去り死亡事件をめぐり、7日の記者会見に先立ち、川崎幼稚園は同日午前、保護者への説明会を開きました。しかし、説明会は紛糾し中断されました。

<亡くなった女児の父親>
「副担任は『(女児は)いないですけど、出席になっていませんよ』と言いました。明らかな過失です。報告を受けています。いないという報告を受けているのに無視しました。ふざけるな、くやしくてたまりません」

100人を超える保護者が集まった説明会。亡くなった女児の父親が話をしている最中には、会場から泣き声が聞かれました。その後、トラブルが発生しました。

<篠原大和カメラマン>
「救急車や消防車が続々とこども園に到着しています」

参加した保護者らによりますと、説明会で複数の参加者が相次いで過呼吸のような症状を起こしました。消防は女性13人を病院に運びました。

<参加した保護者>
「年少さんの保護者の方は近くに行ってみんな泣いちゃってました」

説明会はパニックのまま中断されました。