静岡市葵区の南アルプス茶臼岳付近で登山に来たの男性(75)の行方が分からなくなりました。警察は山岳遭難の恐れがあるとして、9月23日の早朝から捜索を開始しています。
行方が分からなくなっているのは福島市に住む無職の男性(75)です。警察によりますと、男性は単独で9月18日から9月20日に静岡県内の南アルプスで登山する旨を家族に伝えて出かけました。20日に「きょう茶臼小屋に泊まって、あす下山する」と家族にメールで連絡を取ったのちに音信不通となったため、22日に家族が警察に相談したということです。
男性の登山歴は25年近くあり、事前に家族に登山予定を記したメモを残していたということです。静岡中央署の山岳遭難救助隊4人と静岡市消防の山岳救助隊5人が出動し、23日早朝から南アルプス茶臼岳付近を捜索しています。