7月11日早朝、富士山元祖七合目付近の登山道で、男性が倒れているのが見つかり、警察が救助しましたが、死亡が確認されました。富士山静岡側は7月10日に山開きをしましたが、2日間で2人目の死者となります。

警察によりますと、11日午前4時35分、「富士山元祖七合目付近の登山道に意識不明の男性が倒れている」と登山客が、山小屋の従業員に伝え、従業員が110番通報しました。

静岡県警山岳遭難救助隊員が、富士山元祖七合目付近の登山道で倒れていた男性を発見し、男性を富士宮口五合目まで運びましたが、その場で死亡が確認されました。

男性は、60代の日本人で、登山用の服装と装備を身に着けていましたが、ヘルメットはかぶっていなかったということです。警察が男性の身元の確認を急ぐとともに、死亡した原因などについて詳しく調べています。

富士山静岡側は7月10日に山開きをしましたが、10日には山頂剣ヶ峰付近で男性が滑落し死亡していて、これで静岡側では2日連続の死者となります。