警察官の男が、静岡県東部に住む知人女性2人の自宅に侵入し、小型カメラを設置して裸を撮影するなどした事件。「罪を犯すことがどういうことか、分かっていた」と話す元警察官はなぜ、一線を越えてしまったのだろうか。
住居侵入と窃盗、静岡県迷惑防止条例違反の罪に問われたのは、静岡県警三島警察署刑事課に勤務していた警部補の男(37)。元警察官は、2022年から2023年にかけて、静岡県東部に住む2人の女性それぞれの自宅に侵入し、小型カメラを設置して女性の裸を撮影した罪などに問われていた。
「間違いありません」
事件を受けて、静岡県警を懲戒免職処分となった元警察官の男は、逮捕から3か月後の2023年10月に行われた初公判で起訴内容を認めた。