今後の政治活動は「白紙」…引退なのか?

Q.今後の政治活動は白紙ということをおっしゃっています。でも、生活スタイルを改めるとなると議員の生活は相当ハードなものになると思うんですね。改める中で、白紙の状態で政界っていうものから一線を引くという考えはないんでしょうか?
今後のことについては全くの白紙ですから。さっきはこの蟄居の期間で生活スタイルがまずかったなという気づきがあったわけなんですね、ですから今後のことはもう本当に白紙です。
Q.政治家としての未練はありますか?
未練。未練という気持ち、未練とは少し違いますね。
Q.やり残したこと、心残りは?
やり残したことはいっぱいありますよ。はい。心残り、また、それもちょっと違うような気がしますね。
Q.防衛の分野で評価されていた部分があり、防衛副大臣を辞めるときに悔しいというふうにおっしゃっていたと思うんですけども、防衛の分野に関しては、今後何らか携わるつもりはありますか?
いや、それは政治の中身、政界のことについては、それはもう、全くの白紙ですから、それについては何とも言えません。
Q.重ねて確認ですけれど、白紙とおっしゃいましたけど、引退ではないということでよろしいですか?
とにかく今後のことは全て白紙でございます。
Q.今後は白紙の中で、どのように生活を改めるんでしょうか?
仕事としての白紙と生活スタイルを改めるというのは別の問題ですから、そこはちょっとご理解をいただけるとうれしいなと思いますね。
Q.生活スタイルと今後の進退を分けたときに、まず、生活スタイルをどのように現状改めたいと、具体的にどう改めるのか?
それ、説明した方がいいですかね。やはり適切に休みを取るということができてなかったですね。それはすごい反省です。
Q.現状、政治家はもう休みがないということが問題点だと感じたのでしょうか?
自分自身でかなり問題だと思いました。休みを取ってなかったです。実は疲れたら休むという感じでしたのでそれがまずかったですよね。定期的に休みをちゃんと取っていれば、自分をもう少しコントロールできたかもしれない。それは自己管理ができてなくてこういったご迷惑をおかけしたということにもつながってくるかなというふうに思っています。

Q.いわゆるストレス発散の一つだったということですか?
ストレートな弾ですね。そういう解釈もできるかもしれません。
Q.今年の1月1日も、磐田で辻立ちされてたり、非常に地元にも足しげく通われていたと思うんですけども、いま、元衆議院議員という肩書きになり、また離党という形になりますけれども、また今後、辻立ちするようなことはあるでしょうか?
そこがまず白紙ですよね。白紙です。政治活動も白紙です。ただ、お詫びだけはしていかなくちゃいけませんから、そこはちょっと活動といっても、多少性質は違うかなと思いますね。
Q.精神的不安定というのを一つの例に挙げられてましたけれども、それはやっぱりその働きからくる精神的不安定さなのか、特別な何かそういう不安定になる原因があったのかっていうのは、どうなんでしょうか?
これは自分の責任ですよ。自己管理のがうまくできていなかったからそういうことになったわけであって、別に他に責任転嫁するわけではありません。これ本当に自分が悪いわけですから、しっかりそこのところの自己管理も政治家として、もしくは社会人として重要なところ、それが大きく欠けていた、そこだと思いますね。
Q.静岡県知事選に絡んでですね、候補者や県連会長に何かおっしゃられたこと、お詫びとか、そういったことはありましたでしょうか?
県連会長には、早い時点でご相談させていただきまして、お詫びは申し上げているところでございます。
Q.早い時点といいますと、週刊誌報道の前にということ?
そうですね、月曜日には。
Q.辞職願いを出しに向かわれる前にということ?
確かそこら辺ですね。だんだん近い記憶なのに、曖昧になってしまって申し訳ありませんがその近くだと思います。
Q.何という言葉で?
女性問題で週刊誌報道が出る可能性がある。ついては、これは辞職しなければいけないと考えておりますという内容だったと記憶しております。
Q.知事選への迷惑をかけることについてはその時点では?
それは、お互いのやり取りの中でですね、わかることですから。
改めて最後に申し上げます。この度の不祥事、多くの国民の皆さん、有権者の皆さん、支援者の皆さん、そして家族に大変な迷惑をおかけいたしました。改めてお詫びを申し上げます。そして、誠にありがとうございました。