■医師
「ちょっと熱があるので鼻からコロナの検査させて」

今年は、新型コロナに加えヘルパンギーナなどの夏風邪も流行しているため、血液検査などで症状の原因を確認します。

■関口幸男 救命センター長
「あーって言える?」「軟口蓋のところに発疹がある」「風邪かな?熱冷ましとおなかの薬飲んで様子見るかな」

男子中学生は当初の見立て通りウイルス性の感染症=夏風邪の一種と診断されました。

■関口幸男 救命センター長
「脱水はありそうだな」

一方で、熱中症の症状も見られたため、水分補給の生理食塩水も点滴しました。

熱中症と感染症は、発熱や頭痛など症状が似ているため、医師の診断を受けるまではどちらかわからないケースも多く、正確な見極めが求められるといいます。

■関口幸男 救命センター長
「熱中症となったらそれ用の治療、一気に下げるというのが必要だが感染の人にそれをやるともっと具合悪くなる。見極めとか鑑別どの疾患なのかどういう治療が必要なのか、すごく必要」

全国的に増える、熱中症や感染症の患者。

救急医療の現場では、難しい判断を迫られながら日々治療にあたっています。

症状が似ている熱中症と感染症ですが、篠ノ井総合病院の関口医師によりますと、「発熱」の仕方に違いがあるということです。

熱中症は、暑さによって体温が上がって発熱するため、涼しい場所に移動すると次第に熱が下がります。

一方で、夏風邪やインフルエンザ、新型コロナなどの感染症の場合は、環境を変えても熱が下がらない、または暑い場所にいないときに発熱するということです。

一番は医師に診てもらうことが大切ですが、家庭や学校などで対応する際、一つの判断のポイントになりそうです。