夢に向かってがんばる子どもたちを応援する「こども未来プロジェクト」。
今回は年代別のサッカー日本代表に選ばれた松本市の中学生を紹介します。
松本山雅の育成組織、U―15。
キャプテンとしてチームを引っ張るのが、旭町中学校3年の加藤孝一朗くんです。
松本山雅Uー15加藤孝一朗くん「(強みは)相手が来てるのか、どこにスペースがあるのかとか判断して短くても長くても正確なパスが蹴れるところです」
ポジションはボランチで、今年4月、15歳以下の日本代表に初めて選出。
海外遠征ではイングランドやアメリカと対戦し、身体の強さや戦術理解の高さに刺激を受けたといいます。
代表を経験したことで、意識にも変化が。
(加藤くん)「ランメニューとかも(設定の)何秒か前に入るとか、自分が先頭に立って、一番きついことをしないといけないですし、これから上に行くためにそういうのが必要だと(思った)」
クラブも成長に期待を寄せていて、今シーズンからは中学生ながら高校生が対象のU―18の練習やリーグ戦にも参加しています。
松本山雅U―15望月監督「うまくチームに緩急をつけれるような選手なので、切り替えのところだったり、ボールを奪うというところの足りない部分を、どんどん身に着けていってほしい」
まず目指すのは、高校生でのプロデビュー!
日本代表選出も、もちろん一度では満足していません。
(加藤くん)「継続していかなきゃいけないと思うんで、まずは最初のU―17のワールドカップに選ばれるように頑張りたいと思います」
信州から、世界へ!
飛躍を誓います。