夢に向かって頑張る子どもたちを応援する、SBCの「こども未来プロジェクト」。
今回は、県内2冠を達成した飯田OIDE長姫(おさひめ)高校ラグビー部です。

飯田OIDE長姫高校ラグビー部は、4月に行われた7人制の県大会で初優勝。今月の県高校総体では実に49年ぶりの優勝を果たし、県内2冠に輝きました。
(3年生 野牧聖太(のまき・せいた)選手)「今まで自分たちが1年生の時もほかの高校に負けてとても悔しい思いをして、自分たちの代でしっかり勝って優勝したいと思っていたのでとてもうれしかった」
部員の減少などで、一時はチーム存続が危ぶまれたものの、地道な勧誘を続け、今では40人以上の部員が切磋琢磨しています。

ラグビー部はキャプテンを固定しておらず、11人の3年生が持ち回りで務める「日替わり制」。
それぞれが責任を持ってチームを引っ張り、その姿は下級生のお手本になっています。

(2年生 坂巻武雅(さかまき・むが)選手)「3年生は自分のお手本だし、部の鑑というかお手本になっているところなので、自分が目指すべきところ。自分もこういう先輩になりたいし、こういう姿を見せていきたい」
来月には7人制の全国大会を控えるラグビー部。さらに、その先も見据えています。

(3年・野牧聖太選手)「相手もレベルアップしてくると思うので、そこで自分たちが追いつかれないようにしっかりと最後までやり切って試合でも勝って花園に行きたい」
ラグビーの聖地・花園へ。悲願の県内3冠を目指し、ボールを追い続けます。