柔道の金メダリストで、塩尻市出身の出口クリスタ選手が引退を表明し、「代表国ではなく、1人の人間として応援してくれたことに感謝したい」と述べました。

出口クリスタ選手は、都内で24日、妹のケリー選手とともに会見に臨み、2人で現役引退を表明しました。

会見で出口クリスタ選手は、「体力の限界」を挙げつつ、カナダ代表として金メダルを獲得したパリ五輪後、「もう一度柔道をしたいという気持ちにならなかった。満足したんだなと思ったのがきっかけ」としました。

さらに競技人生を振り返り、東京五輪の代表落選で「競技人生のどん底を味わった。それがあったからこそパリ五輪の金メダルにつながった」とし、今後もそれを糧に成長していきたいと述べました。

今後については「パッと思いつくものはない」としながら、国内外での柔道の普及や国際交流、長野県のPRなどに取り組んでみたいとし、「今度は私が応援する側で頑張りたい」と話しました。

塩尻市出身の出口選手は1995年生まれの30歳。3歳から柔道を始め、2019年の世界選手権など数々の大会で優勝を飾ったほか、2024年のパリ五輪で金メダルを獲得しました。