長野市は、来年4月からオンデマンドバスに移行する中山間地域の4地区について、2つの地区をまたぐ形での運行方針を決めました。
これは長野市役所で22日に開かれた地域公共交通会議で決定したものです。
「AIオンデマンドバス」は、利用者が予約し、地区内の停留所で乗り降りするシステムで、日によって異なる運行ルートの計算にAIを活用しています。
信州新町・中条地区では去年4月から、戸隠・鬼無里地区では今年4月から、それぞれ運行が始まっていて、中山間地域の足となっています。
これらの地区に続いて、同様の再編が進んでいるのが、小田切・七二会・信里・信更の4つの地区です。
現在は、地区ごとに予約制の定時定路線形式などで運行していますが、市は、来年4月から「小田切・七二会線」と「信里・信更線」として、それぞれ2つの地区を相互利用できる形で、運行することを決めました。
地区外にも行きやすいように、安茂里駅や篠ノ井駅西口などにバス停を設置するほか、今後、エリア内の停留所を決め、説明会を開催するなどして、地元住民に周知を図ることにしています。












