長野県飯田市で4月、乗用車が水門に衝突し4人全員が死亡した事故で、警察は運転していた男性を、6日にも、容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めました。

事故は、2025年4月24日、飯田市松尾清水の天竜川沿いの堤防道路で、県の技術専門校の19歳と20歳の訓練生4人が乗った乗用車が道路わきの水門に衝突し、全員が死亡したものです。

捜査関係者によりますと、法定速度60キロを上回る速度で走行し、同乗していた3人を死亡させたとして、警察は、運転していた宮田村の当時20歳の男性を、容疑者死亡のまま、過失運転致死の疑いで書類を検察庁に送る方針を固めました。