JR東海は、この年末年始に長野と名古屋を結ぶ中央西線の特急しなのを16本増発します。
特急しなのは、年末年始の期間中は自由席の設定がなくなり、初めて全席指定席で運行されるので注意が必要です。

JR東海によりますと、増発される特急しなのは、上りが長野駅14:42発名古屋駅行きの86号と、下りが名古屋駅8:12発長野駅行きの83号で、それぞれ12月27日から31日までと、1月2日から4日まで、合わせて16本が運行されます。

特急しなのは、名古屋駅と大阪駅から高山駅を経由して富山駅を結ぶ特急ひだと、名古屋駅と紀伊勝浦駅を結ぶ特急南紀とともに、12月26日から1月4日の間は、臨時列車を含むすべての列車で、通常2両ある自由席の設定がなくなり、全て指定席になります。

指定席が満席の場合は、乗る列車と号車が指定された自由席特急券と同じ金額の「立席特急券」を、駅の窓口や指定席券売機で購入することで、デッキなどに立って乗車することができます。

指定席特急券は、12月27日と30日、1月3日と4日は最繁忙期として400円、12月26日、28日、29日、31日、1月2日は200円高くなります。

一方、JR東日本は、12月26日から1月4日までの年末年始に、北陸新幹線を316本増発することを明らかにしています。