長野県飯綱町のサンクゼールは、店舗などで販売していたポテトチップスに、虫が混入した可能性があるとして、自主回収すると発表しました。
自主回収するのは、7月30日から、久世福商店やオンラインショップで販売していた、「万能だしポテトチップス」で、販売済みの9万9000個全てが対象です。
9月21日に、久世福商店の店舗で開封したところ、虫と思われるものの混入が確認されたため、22日に、すべての店舗で商品を撤去したということです。
対象のポテトチップスは、静岡県吉田町の業者が製造したもので、業者と、業者が契約する防虫業者が調査を行った結果、虫が混入した可能性があることが分かったとしています。
サンクゼールによりますと、これまでのところ健康被害の報告はないということで、お客様サポートセンターに商品を送れば、返金するとしています。
サンクゼールでは、品質管理体制の一層の強化を図り、再発防止に努めるとしていて、25日に現地での確認を行った上で、製造業者を含めた改善チームを作り、品質管理体制の見直しと品質確認のプロセスの強化を進めるとしています。