高齢者の事故防止などを重点に取り組む秋の交通安全運動が21日から始まるのを前に長野市で出発式が行われました。

県庁で行われた出発式には、県警の阿部文彦本部長をはじめ交通安全運動に関わる団体からおよそ150人が参加しました。
県内で今年、交通事故で死亡した人は30人で、そのうち、半数が高齢者となっています。

このため、全国の目標となっている道路の安全な横断や運転中の「ながらスマホ」の根絶などに加えて県独自に「高齢者の事故防止」を重点に入れました。
長野県警交通安全対策室 渡澤竜一室長:「重傷者が非常に多くなっている。歩行者の事故もこれから先多くなる傾向にあるので、安全運転に努めてもらいたい」

秋の交通安全運動は、21日から9月30日まで行われます。