この秋、諏訪地域で新たな映画祭が誕生します。そこで上演される映画の撮影が地元の小学生などが参加して行われました。

映画は地域のつながりを深めようと11月に諏訪地域で初めて開かれる「信州諏訪ふるさと国際映画祭2025」で上映されます。

おじいちゃんを亡くした少年が希望を取り戻していく姿を描く親子3代のファンタジーで、テーマは「夢」。


この日映画館で行われた撮影は、ストーリーの中でも重要な場面です。


監督は、大ヒット映画「カメラを止めるな!」で撮影監督を務めた曽根剛さん。

曽根剛監督:「大人になると夢を語るってちょっと恥ずかしかったりするんですけど、(子どもは)そこを恥ずかしがらずそれが逆に刺激を受けました」

子どもたちのエキストラ出演を企画したのは、下諏訪町出身でこの映画のプロデューサーの源田泰章さん。


源田泰章さん:「こういうことが地元でもできるんだぞと感じていただくことで、外に出て行っても若者たちがまた戻ってくる。信州でまた何かやりたいと思ってもらえるんじゃないか」

参加した子ども:「思ったより楽しかった」
参加した子ども:「顔の表情を考えたりするのが難しかった」
参加した子ども:「意外と撮影するのは、時間がかかって大変なんだなと思った」

11月の映画祭では、この短編映画のほか「ふるさと」をテーマに公募した作品などが上映される予定です。