長野県の15歳未満の子どもの割合は11.2%で、過去最低を更新したことが分かりました。

県が30日に公表した年齢別人口によりますと、4月1日現在の15歳未満の子どもの数は、21万7243人で、人口総数197万6103人に対する割合は、11.2%でした。

2024年に比べて6012人の減少で、割合も0.2ポイント下がり、ともに過去最低となりました。

77市町村のうち、最も割合が低かったのは、王滝村の4.5%で、次いで天龍村が5.6%、栄村が6.7%、筑北村が6.8%でした。


一方、最も高かったのは、南箕輪村で15.0%、次いで豊丘村が13.7%、小布施町が12.9%、宮田村と高森町が12.8%でした。

長野市は11.3%、松本市は11.6%で、19の市の内で最も高かったのは佐久市の12.3%、最も低かったのは大町市の8.7%でした。

県内でも出生数の減少が続いていますが、県外などからの移住者が多い市町村などで、子どもの数の割合が高くなっているようです。