長野市の寺で、平和の尊さを訴えるチャリティコンサートが開かれました。
長野市篠ノ井にある光林寺の本堂で開かれたコンサートは今年で13回目を迎えました。
これまでは、地震や台風などの被災地支援を掲げて行ってきましたが、戦後80年の今年は、音楽を通じて平和の尊さを感じてほしいと「平和祈念」をテーマに掲げました。
集まった住民などおよそ120人は戦没者への黙とうを捧げ、愛や平和のメッセージが盛り込まれた楽曲に耳を傾けていました。
前住職・西澤清文さん:「戦争を知っている人はほとんどいなくなるんですよ。平和の尊さと戦争のむごたらしさ、悲惨さを我がこととして感じてそして次の世代に伝えてもらいたい」
寺では13日まで、戦渦に巻き込まれて沈没した貨物船をテーマにした絵画の展示会も行っています。