こども未来プロジェクト。

きょうは書道パフォーマンスで初めて全国大会に挑む高校生です。

「上田西高校書道部です」

真っ白な紙に特大の筆を走らせ、音楽に合わせて仲間と作品を作り上げる

書道パフォーマンス。

部員19人で活動する上田西高校書道部は、今年初めて

「書道パフォーマンス」の東海地区大会で1位となり、全国大会出場を決めました。

「このくらいがベスト、これは小さいね」

部長を務める3年生の吉村以莉(よしむら・いり)さん。

部員の意見に耳を傾けながら、1つの作品にまとめ上げてきました。

「とりあえず練習をどんどん!」

顧問の白井道彦(しらい・みちひこ)教諭の指導にも、熱が入ります。

実は、部が書道パフォーマンスに取り組み始めたのは3年前。

全国有数の実力校、松本蟻ケ崎高校に修行に行き、

ゼロからここまで作り上げました。


今回選んだ大文字は『飛龍乗雲(ひりゅうじょううん)』。

「自分たちの日々の積み重ねが才能となって発揮できるように」

パフォーマンスに向き合う自分たちの気持ちを込めました。

(白井教諭)

「一番はかけがえのない仲間、人生の財産を得てくれるといいな」

(部長・吉村以莉さん)

「第一に自分たちが楽しむことが一番だと思っているので」

初めての大舞台で最高のパフォーマンスを目指します。