松本市や関東地方の山間部で起きた強盗との関連を調べています。
栃木県で起きた強盗の被害者のキャッシュカードで現金を引き出そうとしたなどとして、ベトナム国籍の男2人が逮捕されました。


栃木県の警察署から移送される1人の男。

窃盗未遂の疑いで15日午後逮捕された、ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者25歳です。

調べによりますとホアン容疑者は、栃木県日光市で強盗事件が起きた4月30日、栃木県佐野市のコンビニエンスストアで、被害者名義のキャッシュカードを使って、現金を引き出そうとした疑いが持たれています。

ホアン容疑者と一緒にいた、同じベトナム国籍のマイ・ヴァン・シー容疑者23歳も、不法残留の疑いで逮捕されました。

捜査関係者によりますと、2人は15日、群馬県高崎市のラブホテルにいるところを発見されたということです。

栃木県の事件のあとには、松本市のほか、群馬県、福島県でも相次いで強盗事件が発生。

2人組の男が夜間に山間部の住宅を狙い、住民の体を縛るなどの共通点があり、長野、栃木、群馬の各県警が捜査していました。

松本市の事件現場の周辺では・・・

住民:
「本当にその人(が犯人)ならいいね、心配。今ネットでも家見れるらしいじゃん。下見してるかと思ったら、そうじゃないかと思ってびっくり」

警察は、2人が一連の事件にも関与している可能性があるとみて、捜査を進めています。