2月に亡くなった世界的指揮者の小澤征爾さんに、長年交流を続けていた長野県山ノ内町の中学校が感謝の思いを伝えます。

山ノ内町の山ノ内中学校。

体育館に集まった全校生徒およそ200人が、カメラの前で何やら準備を始めています。

小林常太(こばやし・じょうた)生徒会長:
「これから小澤先生に感謝の気持ちを込めた山ノ内中学校・校歌を贈ります」

撮影しているのは全員で校歌を歌う様子。

長年、交流があり、2月に亡くなった小澤征爾さんへ感謝を伝えるためです。

山ノ内中学校では1986年から、小澤さんが指導した若手によるオーケストラの演奏会「小澤コンサート」が開かれていました。

森川篤(もりかわ・あつし)教頭:
「こちらが小澤ルームになります」

コンサートが30回目を迎えた節目の年に、空き教室を改装して作られた小澤ルーム。

今までのコンサートの写真や小澤さんから届いた直筆のメッセージなどが展示されています。

森川篤教頭:
「とても先輩たち(の代)からも思い入れのある教室かと思います」
「遠い存在なんだけれど身近に来てくださる、音楽を目指している子にとっては憧れですし、そうでなくても音楽に少しでも親しんでいける思いを持たせてくれる」

学校にとって大きな存在だった小澤さん。

何かできることはないかと生徒会が考えたのが、校歌の映像を撮影し、亡くなった小澤さんのもとに贈ることでした。

小林常太生徒会長:
「会ったことなくても関わりがある方なので、そこを感じながら大切に歌いました」

小林楓(こばやし・かえで)文化委員長:
「世界的にも有名な小澤さんが山ノ内町を愛してくれて山ノ内中学校にも来てくださったので、感謝を込めてメッセージを送りたいと思いました」

小林楓さんあいさつ:
「私たちはこれからもずっと小澤コンサートを通じた交流を大切に守っていきたいと思っています」

小林常太生徒会長あいさつ:
「今まで本当にありがとうございました」

生徒:
「ありがとうございました」