東日本大震災から11日で13年です。
地元の高校生が企画した、震災の教訓を語り継ぐ会が上田市で開かれました。

上田市の障がい者支援施設で開かれた発表会は、上田高校の3年生、長谷(ながたに)のぞみさんと、上田染谷丘高校の1年生、宇佐美恋(れん)さんが企画しました。

この施設では、東日本大震災が発生した2011年から毎年、被災地支援を行っていて、2020年からは施設でボランティアをしていた高校生の発案で語り継ぐ会が行われるようになりました。

11日は、岩手県の大船渡市で被災した高校生・佐々木瑠璃(るり)さんが、家族を失った心情などを書き綴った作文を、宇佐美さんが紹介しました。

佐々木瑠璃さんの作文:
「瑠璃のお母さん安置所にいたよ。その子に言われました。ここで希望は全て打ち砕かれました。震災1か月ほど前に母とふたりで撮ったプリクラが大きく貼られた母の携帯がありました。信じたくありませんでした。ブルーシートがめくられました。母でした」

また、これまで学校の防災訓練で学んできたことなどをまとめた地震への備えとして、非常食の準備や避難先の確認などといった日頃からの準備が大切だと発表しました。

染谷丘高校1年 宇佐美恋さん:
「決して地震とかそういった災害は軽んじて見るものでもないし、実際辛い思いをされた方々がたくさんいるので、常日頃から防災減災を心がけて過ごしていってほしいと思いました」

上田高校3年 長谷のぞみさん:
「何年たっても被災地の人は忘れられないと思うので、実際福島とかにいなかった人でも考えるきっかけになったり、当時の記憶がある人はもう一回考え直すきっかけになれば良いと思います」