南海トラフ地震を想定した国の物資輸送訓練が行われました。被災地に必要な支援物資を岡山から広島県の瀬戸内海の島に届けるというものです。

訓練ではまず、岡山県・鳥取県と物資輸送の拠点開設の協定を結んでいる真庭市の運輸会社の配送センターで支援物資の積み込み作業が行われました。

訓練は、南海トラフ地震発生を想定し、国土交通所などが主催。民間の物流企業と連携して、広島県大崎上島町に不足している物資を届けるものです。

効率的なルート選択や配送車の現在地が分かるGPSを活用したシステムを使って、迅速な物資輸送を目指します。

(岡山県危機管理課 清水智彦参事)「いかにスムーズに手順を踏んで送ることができるかに尽きますので、訓練を重ねていきたいと思っております」

真庭市を出発した配送車は、岡山市で追加の物資を積み込みんだあと広島県へ向かいました。