11月12日に開催される「おかやまマラソン」です。フルマラソンに1万5000人のランナーが参加するこの大会には、ランナーの命を支える多くのボランティアも参加しています。

岡山県総社市の小児科医で「ドクターランナー」として大会に出場する、一人の男性を取材しました。

ご存知ですか?コース走り命支える「ドクターランナー」

日の出前の一本道を、颯爽と掛けぬける男性。53歳の高杉尚志さん、「ランナーを見守るランナー」です。

(高杉こどもクリニック・高杉尚志院長)
「結構沿道からも『ドクターランナーも頑張って~』って声かけてくれるんですよね。『ありがとうね』って言ってくれるから、それが嬉しいっていうのもありますね」

今年、フルマラソンでは1万5000人のランナーが岡山路を駆け抜ける、おかやまマラソン。一方でコースでは、300人以上の救護スタッフがその命を見守っています。

中でも高杉さんが務める「ドクターランナー」は、コースを走りながらランナーを見守り、傷病者への初期対応などを担います。