映画やドラマのロケを通じ、地域の活性化に貢献した作品と地域に贈られる「ロケーションジャパン大賞」の最高賞・グランプリに、映画「とんび」と「岡山県」が選ばれました。
(表彰式での発表)「ロケーションジャパン大賞、見事グランプリを受賞したのは映画『とんび』そして『岡山県』です」
きのう(16日)東京で表彰式が行われ、岡山県の伊原木知事が賞状を受け取りました。
映画「とんび」は岡山出身の作家・重松清さんの原作を、瀬々敬久監督が映画化したもので、俳優の阿部寛さんや北村匠海さんらが出演し、2020年11月から約1か月間、浅口市金光町の商店街など岡山県内8つの自治体で、500人のエキストラも参加して撮影が行われました。
「官民一体となり撮影やPRまでサポートしたこと」や、「国際映画祭で高い評価を得たことで岡山の魅力を世界に発信したこと」などが認められました。
(伊原木隆太 岡山県知事)「晴れの国でハリウッドみたいにロケを誘致しようということで “ハレウッド” といってずっとロケ誘致をやってきました。みなさんのこれまでの努力が実ったなと思っています」
岡山県では、2019年に「8年越しの花嫁」と岡山県が優秀賞に、また2020年に「ハルカの陶」と備前市が審査員賞に選ばれていますが、岡山県がグランプリを受賞したのは初めてです。