夜間も、成虫がいない環境でも、音を出し続けていた
inia)の幼虫を対象に、音の発生行動を詳細に観察しました。オオスズメバチは成虫の攻撃性が非常に高く刺傷被害を引き起こす危険性があるため、幼虫のみ、あるいはごくわずかな働きバチとともに採集して実験室内で観察が行われました。
実験では、幼虫を異なる光条件や時間帯に置き、単位時間あたりに発生させる「ガリガリ音」の回数を測定しました。その結果、オオスズメバチの終齢幼虫が昼夜を問わず音を発生させることが明らかになりました。さらに、成虫がいない環境でも音を発生させ続けることも分かりました。
また、給餌を行わない条件では、幼虫は約1週間で死亡するまで飢餓状態が進行しましたが、採集から6日目の幼虫でも「ガリガリ音」の発生頻度に変化は見られませんでした。少なくとも今回の実験条件においては、飢餓状態が進行しても音の発生頻度は低下しないことが示されたことになります。










