見落としがちな”室外機”の役割

エアコンと言えば、部屋の壁に取付けられていたり、家電量販店で展示されている「室内機」の姿をイメージする人が多いと思います。しかし、エアコンは「室内機」と「室外機」の2つがセットで、1つのエアコンです。

そのため「室外機」がその性能を十分に発揮できる状態にないと、エアコンが本来持っている性能を十分に引き出すことができません。

室外機は屋内の熱い空気を屋外に運び出す役割を担っています。
室内で取り除かれた熱を運んでいるのは室内機と室外機を結ぶパイプを通っている「冷媒」と呼ばれる物質です。取り除かれた熱はこの冷媒に乗せられて運ばれ、室外機で屋外に放出されます。そのため室外機周辺の外気温が何らかの原因で高くなりすぎる(外気温と冷媒の温度差が小さくなる)と、冷却効率が低下してしまい、 エアコンの「効き」が弱くなってしまうことがあるのです。

室外機が動いているベランダでは設置状況や気象状況などにより45度近くまで達することもあると言います。

【画像】ダイキン 提供

では室外機周辺の気温を下げてあげればいいのか?その発想からか、最近、室外機の上にかぶせる”日よけカバー”などを付けているシーンを目にすることがあります。この日よけカバーに、節電などの効果あるのでしょうか?

(ダイキン 広報)
「室外機が吸い込む空気の温度を下げる意味で、日陰をつくることによる節電効果は期待できます」

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(ダイキン 広報)
「ただし、室外機の背面や側面にある『吸込口』周辺の風通しや、室外機正面の『吹出口』周辺の風通しが悪くなると、効率的な熱交換の妨げになるため、日よけを作る際には注意が必要です」

なんと、良かれと思ってやっている”日よけカバー”も設置方法次第では、逆効果になるおそれもあるというのです。