拓磨さんが描いた「ハリウッド」への憧れ
部屋で過ごすなかで、拓磨さんにはある特技が生まれ、それがアメリカへの留学を志すことにつながっていきました。
「部屋の中で何をしていたかというと、彼自身は手が器用でしたので、いろんなものを粘土で作ったり、あるいは絵を描くということが彼にとって楽しい時間となりました」
「中学校に入ると、ハリウッドを中心に映画に興味を持ち始めまして、映画を見てはその絵を描くということを繰り返しておりました」
「例えば『風とともに去りぬ』だとか、『ジョーズ』『ゴーストバスターズ』『E.T.』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などの絵は、今でも実家のほうに残っております」
「高校生になると、ハリウッド映画の魅力にますますとりつかれて、どうしても本場に行って勉強したいということを言うようになりました」
「留学が今ほどメジャーとは言えなかった中で、アメリカ留学を考えるにあたって、我が家にとって乗り越えなければならなかったのは、経済的な問題と、それから言葉の問題でした」
海外へ留学するには多くの課題があるものの、拓磨さんは自分の夢を叶えるために、並々ならぬ努力を始めます。
【第2話】へ続く
「撃たないで」19歳の兄は強盗犯に命を奪われた「犯人は財布を取り上げ、兄の後頭部に銃を突きつけ至近距離から発砲した」弟が語る当時の記憶
講演会は2026年6月24日、かがわ被害者支援センターが高松市で開催したものです。













