ヒトの体内での分布を調査

[18F]fluproxadine(AF78)による心臓交感神経イメージングの概念図。PET画像では、心臓交感神経に関連するノルエピネフリントランスポーター(NET)への集積が可視化される。中央は神経終末における取り込み機構、右はNETへの結合モデルを示す。画像は研究内容を説明するための模式図であり、今回のヒト試験画像そのものではない。

出典:Chen X, Werner RA, Koshino K, Nose N, et al. Theranostics 2022;12(9):4446–4458. doi:10.7150/thno.63205. Licensed under CC BY 4.0.

研究グループは、神戸市立医療センター中央市民病院において健康成人ボランティアに同検査薬を投与し、PET/CT装置を用いて体内での分布を調べました。

PET/CTとは、PET画像とCT画像を組み合わせることで、薬剤の集まり方と体の構造を同時に確認できる検査装置のことです

その結果、安全性や体内動態に関するデータに加え、心臓交感神経への良好な集積が確認され、新たなPET検査薬としての実用化に向けた基盤が示されました。