今後の見通しは?

2026年5月のカレーライス物価については、1食あたり平均366円前後で推移する見通しです。4月から2円の上昇となり、2カ月連続で前月を上回る予想となっています。前年からの値上げ幅は17円(349円→366円)となる見込みで、「令和のコメ騒動」が本格化する以前の2024年6月以来、1年11カ月ぶりに値上げ幅が10円台となります。

先行きについては、タマネギなど主要野菜が前年の記録的な高温と干ばつによる「小玉化(生育不良)」の影響で引き続き高値での推移が続く見込みです。また、農林水産省の調査では5月に鶏モモ肉の店頭小売価格が過去最高を更新しており、暑さによる生育遅れなどから豚肉などの価格上昇も見込まれます。夏場にかけて肉・野菜類ともに大幅な値上がり局面に直面する可能性があるとして、帝国データバンクは「全体として当面の間、値上がり基調が続く」と見通しています。

調査概要

  • 調査名:カレーライス物価指数(2026年基準改定)調査―2026年4月

  • 発表日:2026年6月10日

  • 発表機関:株式会社帝国データバンク

  • 調査方法:カレーライスで使用する原材料および調理にかかる水道光熱費などを独自試算。価格データは総務省「小売物価統計調査」の各都市平均値(全国平均)を参照

  • 対象メニュー:ビーフカレー・ポークカレー・チキンカレー・シーフードカレー・野菜カレーの5メニュー平均値

  • 調理想定:6食分(市販のカレールー1/2パック)をまとめて調理した場合