業績の二極化も

ただし、業績の二極化も進んでいます。値上げを躊躇して常連客頼みの集客に依存した喫茶店では、運営コストの上昇により利益が削られる構図が続いており、「赤字」「減益」となった割合は前年度から上昇しました。
足元では、セルフサービス式の大手カフェチェーンの寡占化が進んでいます。また、眼鏡チェーンなど他業態がライフスタイル提案型カフェとして新たに参入するケースも増えており、市場拡大の中で滞在型の喫茶店はレッドオーシャンへと変わりつつあるとも指摘されています。
原材料コスト高・人手不足・常連客の高齢化という複合的な課題を抱えるなか、「コーヒーを楽しむ場」としての喫茶店がいかに存在意義を示せるかが、今後の経営の鍵となりそうです。
本調査レポートは、帝国データバンクが2026年6月7日に発表したものです。集計対象は2000年1月1日から2026年5月31日までの、負債1,000万円以上・法的整理による倒産です。2025年度決算の損益動向は2026年4月時点の速報値となっています。










