小学校・中学校と不登校を繰り返していた男性が、いま、福井県で社会人としての歩みを進めています。倉敷市出身の間野凛太郎さんです。

その間野さんが人生を立て直すきっかけとなったのが、岡山県吉備中央町にある全寮制の学び舎「吉備高原希望中学校」。地元の学校に馴染めなかった生徒たちが全国から集まり、共同生活を送る中、間野さんは何を育み、いまに生かしているのでしょうか。
約300人が働く会社で人とかかわる仕事に

日本一の眼鏡の産地・福井県。岡山から遠く離れたこの地で、吉備高原希望中学校の卒業生が働いています。

(朝礼)
「きょうも一日お願いします」

倉敷市出身、23歳の間野凛太郎さんです。眼鏡の設計から製造を一貫して行う国内有数のメーカーに勤務しています。

担当しているのは、製造工程の最初の一歩。顧客のイメージを図面に書き起こす重要な役割です。

(間野凛太郎さん)
「書いた図面が間違っていたら、後の工程にぜんぶ響きます。すごく責任は感じています、ずっと。難しいし」

約300人が働く大きな組織の一員です。しかし、かつては集団に馴染めず、家から出られない日々を過ごしていたといいます。

(間野凛太郎さん)
「多分僕は家から出てないし、福井なんて来てないし、大学は入っていないだろうし。学校に行ってなかった期間を考えたら、よく頑張ったんじゃないかなと」










