危機感から協会設立 条件は厳しくも裾野は広げて
「有機栽培、もしくは有機栽培に準ずる」
「化学肥料、化学農薬、除草剤、殺虫剤は一切使用しない」

生産者はもとより、消費者の信頼も得るために厳しい条件が並びますが、気を付けなければならない点もあるといいます。
(大岡弘武さん)
「こだわりが強い生産者の集まりなので、その人たちだけでやっていると、今まで慣行農法でやっていたけど、これから自然派を目指してみたいという人たちが入りづらい雰囲気になってしまう」
実は、日本のアルコール市場は低迷が続いていて、ワインが占める割合そのものも低い状況にあります。ワインの市場規模を拡大していくために、協会の存在が、醸造家を志す人たちを阻む壁になってはいけないと大岡さんは考えています。

(大岡弘武さん)
「やり方を教えて広めて共有していくということが大事だと思うので、定義はきっちり守って、団体としてはもう少し広くやっていけたらなと」

サンビオーズの設立記念イベントで、ナチュラルワインの定義が発表されました。
(サンビオーズ 小山田幸紀会長)
「ナチュラルワインとは、有機栽培もしくは同等基準の栽培であること。収穫は手摘みであること。原材料はブドウのみで人工的に補正する技術は禁止する」

妥協はありません。しかし、5年以内にこの定義に沿った製法への移行を約束した生産者は、加盟を認めることにしました。
(徳丸真人編集長)
「ちょっとハードル高いなと思う人もいるかもしれませんけど、それぐらい最初はハードルをあげておかないと、どこの馬の骨か分からないワイナリーも参画してくることもあると思うので、非常に良いハードルかなと思います」










