記者は見た! 【Xクラスの太陽フレア】電波通信の障害やGPSなど人工衛星を利用した位置測定の精度が低下する可能性も 2026年4月24日(金) 17:34 岡山 小林章子 Xクラスというと? ──Xクラスの規模は珍しいのでしょうか。 米田瑞生さん 「Xクラスの太陽フレアでは、X線で観測される明るさが非常に強く、地球上空の電離圏(高度約60km以上)の状態に影響を与えます。この影響により、電波通信の障害が発生したり、GPSなど人工衛星を利用した位置測定の精度が低下したりすることがあります」 「また、太陽フレアによって地球上空の大気が加熱され膨張すると、低高度を周回する人工衛星が受ける空気抵抗が増加します。その結果、衛星は徐々に速度を失い、場合によっては高度が下がり、運用に支障が出ることがあります。 高度約3万6千kmの静止軌道にある衛星はほとんど影響を受けませんが、スターリンクの通信衛星のように高度数百kmで運用されている低軌道衛星は影響を受けやすくなります」