音しかないから ”色” で伝える
(宮根誠司さん)
僕が入社2年目のときなんかは、何にも仕事がなかったんですよ。ラジオの定時のニュースしかなかったですから、仕事は。
(春川正明さん)
テレビとか出られていなかったんですか、2年目ぐらい。
(宮根誠司さん)
僕らのときは厳しくて、”ラジオのニュースをちゃんと読めないやつがテレビのニュースは読むな”みたいな時代だったんですよ。今となっては、めちゃくちゃ役に立っていますね、ラジオのニュースというのは。
(春川正明さん)
僕、RSKでラジオを始めることになったでしょ。最初に宮根さんに連絡して、「今度ラジオを始めるんやけど、どうしたらいい?」ってアドバイスを求めた。
そのときに、ラジオは映像がないので、聞いている人が話を聞いて思い浮かべるから、例えば「真っ青な空ですね」とか、「お花が黄色できれいですね」って、いろいろな色の話をしたほうがいいですよってアドバイスをしてくれた。
(宮根誠司さん)
人間の脳みそって、色を1つ言われると全てをカラーに変えられるんですよ。例えば、「岡山の朝日はオレンジ色でした」と言うのか、「だいだい色に見えました」と言うだけで、人間の脳みそって全部カラーに変えられるんですよ。みんなそれぞれ色が違うんですけど。色を入れないと白黒なんですよ。 だから特に、ラジオの中継で外に出てる方は、とにかく色をすぐ言う。
(春川正明さん)
あー見たまま、見たままのね。
(宮根誠司さん)
それも細かく言うっていうね。海がただ青いと言うのではなくて、「ちょっと水色に近いブルーです」とか、「深い、ちょっと紺がかったブルーです」とか言うとより細かくなるので、それは結構言われましたね。










