保存している「美果さんが使っていたランドセル」
(角谷武美さん)
「美果がいなくなったお店にはいまだに足を運ぶことができていません。
美果はよく気がつく愛情深い、優しい子でした。駆け出しの美容師ですから給料はそんなに多くなかったと思いますが、誕生日、クリスマスなどの記念日にはみんなにプレゼントを買って渡し喜んでいました」
(角谷武美さん)
「美果にはお付き合いをしていた方もいたようです。美果が生きていたらその人と結婚したのでしょうか。そして、どんなかわいい赤ちゃんを産んだのでしょうか。実は恥ずかしい話ですが、私は美果が小学校で6年間使ったランドセルや美果が使っていた教科書のノート類を残しています。それは美果の子どもができたとき、『あなたのお母さんの使っていたものやで』とあれやこれや楽しい思い出話をしながら見せてやろうと思っていたからです」
角谷さんは言葉を詰まらせながら、『もう一度、美果さんに会って伝えたいこと』を語りました。
(角谷武美さん)
「次に私が美果に会えるときは、私が死ぬ間際にあの子が私を迎えに来てくれるときで、『迎えに来たよ』と笑顔で言ってくれることと思います。そのとき誰かが行ったらあかんと言って止めてくれたとしても、私は喜んで美果のところに行くつもりです。自分が死ぬことでもしかしたら元気な頃の娘に会えるかもと思うからです。
「そしてもう一度元気だったあの子に会って・・・・助けてあげられなくて。ごめんねと。謝りたいです」










