「監視カメラの映像」に残された娘の姿

「この画像【画像⑤⑥】は、のちに会社からいただいた画像の一部です。これは、社内と社外の監視カメラの画像です。なぜこれをお見せしているのかというと、内と外では非常に映りが違います」

「これ【画像⑤】午後6時10分に退出しようとして、タイムカードを打って外に出ようとしてる姿です。ところが一歩外に出ると、非常にぼやけた形になります【画像⑥】。これをちょっと記憶しておいていただきたいと思って見ていただきました」

【画像⑤】
【画像⑥】

「9月30日金曜日、普通だとだいたい午後8時前後に娘が帰ってまいります。私は娘の会話を楽しみに、心待ちにいつも待っているんです。私は父親ですから、母親とはちょっと違ってて、娘のことがすごく気になるんです」

「一方、息子はどうかというとそんなに気にならない。息子には悪いんですけど、(娘は)やはり異性なんで分かんないんですね。息子の場合は、自分が育ってきたプロセスと重ねて考えることができるので、『大体こうなっていくだろう』という予測がつくんですけど、娘の場合はわかりません」

【画像⑦】

「だから、どうしても気になって、気になってしょうがない。娘が『どっか行く』とか『どっか遊びに行く』とか言うと『どこ行く?』『何時に帰ってくる?』とか(私が)すごく言うわけですよね」

「それで娘にちょっと嫌われたりするんですけども・・・そんな思いでいつも帰りを待っていました」