サッカーJ1ファジアーノ岡山の新スタジアムについて、整備の早急な検討を求め民間の団体が岡山県議会に提出していた陳情が、きょう(19日)採択されました。

陳情は、ファジアーノ岡山のサポーター有志らでつくる団体が、先月(11月)県議会に提出したものです。新スタジアムの整備について、県が中心となって早急に検討を進めるよう求めていて、きょう(19日)最終日を迎えた11月県議会で、全会一致で採択されました。これを受け伊原木知事は、議会後に開かれた会見で、来年の早い時期にスタジアムの整備について話し合う協議体を設置する意向を示しました。

(伊原木隆太岡山県知事)
「極力開かれた場で議論を進めることによって、みなさんの納得の得られる結論に至れば。できるだけ早く、いろんなものをテンポよく進めていきたい」

11月県議会は、このほか、物価高騰対策などを盛り込んだ総額405億6200万円あまりの一般会計補正予算案など30の議案を可決し、閉会しました。