「大事な人が、車に飛ばされ、道端に布切れのように捨てておかれたら...」

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息子・健仁さんが事故に遭った時、家族としての体験を生徒たちにイメージしてもらった児島さんです。

「他者の気持ち」を想像する、寄り添うことが、事件や事故の被害者・加害者を減らすことにつながると訴えます。

(児島 早苗さん)【画像⑨】
「皆さん、これが常日頃、他人事と考えている『交通事件』が自分の身に起きる様子です」

「自分のかけがえない大事な人は、車に飛ばされ、道端に布切れのように捨てておかれたら、どんな気持ちになられたですか?ただ、この想像は、今は交通事件でした」

「でも、広い意味では『相手の立場に立つ』という経験でもあります。日本の暮らしがだんだん辛くなっています。そうすると、大人たちも家庭が苦しくて喧嘩が、口喧嘩が増えていきます」

「会社でも同じかもしれません。大人たちの間でいじめが蔓延していきます。夫婦喧嘩を受け、子供も辛くなり、学校でその発散か分かりませんが、より弱いものをいじめ始めます」