防災に関する、知識や技能を身に付けた人を認証する資格「防災士」。その防災士に、岡山県内で最年少となる10歳で合格した男の子が、美咲町にいます。

なぜ、防災士の資格を取ろうと思ったのか。きっかけや思いに迫りました。

10歳の防災士 備えは万全!

【画像①】

(柵原学園5年 防災士 安東俐哉くん(10))
「ごはんとか、乾パンとか、こっちは一応マスクとか手ぬぐいとか。手ぬぐいは入れた方がいいと思って。手ぬぐいはいろんな時に使えるし、けがをした時にも使えるし」

災害時に備えての防災バッグ【画像②】。中に入れるものは、家族と相談しながら決めたといいます。

【画像②】

岡山県美咲町に住む、小学5年生の安東俐哉(りいや)くん(10)です。今年6月に防災士の資格を取得。10歳での合格は、岡山県内最年少です。

防災士とは、「災害発生時に適切な判断や行動ができる地域人材」を育成するための民間資格です。10月末の時点では、全国で約33万人が取得するなど、広がりを見せています。しかし、10歳以下での合格者はわずか67人です(【画像③】に解説)。

【画像③】

(前田唯アナウンサー)
「どんなところが凄いな、って思いますか?」

(クラスメイト)
「勉強!防災士になるための勉強!」

(柵原学園5年 防災士 安東俐哉くん)
「みんなに頼りにされる人になりたいです」

【画像④】