長年放置されると倒壊の危険性が高まるだけでなく、放火などの犯罪の標的にもなりうる空き家。岡山市内で昨年度に確認された空き家は、9年前の2015年度に比べ約1.5倍に増えていたことが市の調査で分かりました。

岡山市は昨年度市内にどれほどの空き家があるかを調べるため民間の業者に委託して全ての住宅や店舗などを目視で調査しました。その結果、確認された空き家は1万3061棟で、2015年度に行った前回調査から約1.5倍に増加していたということです。

行政区別にみますと、空き家の増加率が最も高かったのは北区で約74%、中区は約47%、東区は約45%、南区は約16%でした。岡山市は背景に高齢化や人口減少があると見ています。
市の担当課は、「適切な管理や活用を促せるよう効果的な施策を検討したい」としています。










