いつどこを見る?

■ どこを見ればいい?
「ふたご座流星群の放射点は、ふたご座の1等星カストルのすぐ近くにあります。ただし、放射点を正確に探す必要はありません。

大雑把に ふたご座の方向(東の空) を把握しておけば十分です。
今年はその近くに ひときわ明るい木星が輝いているため、木星の方向から流れ星が多く飛び出すとイメージするとわかりやすいでしょう」

東の空にひときわ輝く「木星」を探して

■ 実際、どれくらい見えるのか
「昨年は、山陽学園大学(岡山市)で、北方向の狭い範囲の空だけを観察しましたが、それでも 一晩で約100個 の流星を確認できました。
空の広い方向を見渡せる場所であれば、今年も十分な数の流星に出会えると期待されます」

2024年のふたご座流星群は北の空だけで一晩に100個!