日本独自の発酵技術を活用した“ものづくり”の可能性を探るシンポジウムが岡山市北区で開かれました。

シンポジウムには発酵技術の有効活用を検討している企業関係者ら約500人が参加しました。

発酵について研究している岡山大学のプロジェクトチームが、醸造機械メーカーのフジワラテクノアートの協力を得て開いたもので、

日本酒や味噌作りに使われる日本独自の麹菌をどのように活用し、世界に展開していくのかなどについて考えました。

(SANーJ 佐藤隆社長)
「(外食産業で)成功したい。1位を取りたいと思っている中で、発酵は差別化要素になる。だったら発酵を学んだシェフを採用したいと思うレストランは一定数いるんじゃないかと」

主催した岡山大学では、今後も企業との連携を深め、発酵技術をいかした製品の開発を目指したいとしています。