主に岡山の県北地域で今課題となっているのが、出産ができる場所=分娩取扱施設の不足です。
岡山県にある37の施設のうち、県北地域にあるのはわずか4か所のみ。近くに出産ができる場所がなく不便や不安を感じている女性が多いのが現状です。
施設が増やせない理由、そして、安心して子どもを産み育てることができる街づくりのために必要なこととは。
新見市で第一子を妊娠中の女性は…

新見市。鳥取と広島との県境に位置する、人口約2万5000人の街です。

真壁あゆみさん、36歳です。地元・新見で医療事務の仕事をしています。あゆみさんは現在、第一子を妊娠中。来年3月に出産予定です。
(真壁あゆみさん)
「食べるものとか気にするようになりました」
ー何か準備で買ったものは?
「まだ全然買っていなくて。やっぱり性別が分かってから色々買いたいなと思っていて。とりあえずベビー服はかわいいので、たくさん買いたいなって」
結婚して2年。待望の我が子が生まれる喜びの一方で、不安もあるといいます。













