彗星から見えてきた太陽系の外縁部
ー彗星の観測でどんなことが分かるのでしょうか?
米田瑞生さん
「彗星の観測を通して、太陽系の外縁部には二つの主要な領域があることが判明しました。
まず『エッジワース・カイパーベルト(EKB)』と呼ばれる領域があり、ここは『短周期彗星』(周期が200年以内の彗星)の故郷です。
そして、さらに遠方には『オールトの雲』があり、こちらは『長周期彗星』(周期が200年以上の彗星)の発生源となっています」

「近年では、太陽系外から飛来し、また太陽系を去っていく『恒星間天体』の存在も確認されるようになりました。
3I/ATRASもその一つです」



 
       
       
   
  






