災害時に目の不自由な人にもやさしい避難所が設営できるようにと、岡山県里庄町の中学校で防災教室が開かれました。

防災教室は地域の避難所に指定されている里庄中学校の体育館で実施されました。生徒たちに災害時の課題解決能力と協調性を育んでもらうのが目的で、2年生約90人が参加しました。

テントとパーティションの設置とともに、今回は目の不自由な人のために点字ブロックを設置。生徒たちもアイマスクをつけて同級生に誘導してもらう疑似体験を行いました。

(アイマスクを着用した生徒)
「肩を貸してくれる人にぜんぶ頼った感じで、自分一人では生活がしにくいなと感じました」

(誘導を担当した生徒)
「目の不自由な方に対しての気づかいとかが大切になってくると思いました」

里庄中学校では、今後、ペットを同伴した人がいる場合の避難所運営などについても取り組みたいとしています。