東北地方気象情報(9月18日午前5時26分発表)

東北日本海側では、18日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、東北南部では、18日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
前線が日本海から東北地方にのびており、18日夜にかけて東日本の太平洋側に南下するでしょう。東北地方では、上空の寒気や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
このため、東北地方では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

[雨の予想]
18日に予想される1時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 40ミリ
  東北太平洋側 40ミリ

18日6時から19日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  東北日本海側 80ミリ
  東北太平洋側 80ミリ

[防災事項]
東北日本海側では、これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。18日昼前にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、東北南部では、18日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。