台風になる?今後の進路は?

(宮本大句見 気象予報士)
「雨と風の予想【画像②~⑪】では、18日(木)ごろから日本のかなり南の海上で『熱帯じょう乱』ができる可能性があります」

「16日(火)ごろには、マリアナ諸島のあたりで反時計回りの渦が見られ、その後、北西に進む傾向です。次第に渦が明瞭になり、来週の週末には日本の南に位置するようになる見通しです」

「周辺の風が強まっており、やや発達する傾向ですが、まだ渦が進む場所や発達の程度にはシミュレーションによって差が大きいため、最新の情報に注意してください」

【画像②】
【画像③】
【画像④】
【画像⑤】
【画像⑥】
【画像⑦】
【画像⑧】
【画像⑨】
【画像⑩】
【画像⑪】

(宮本大句見 気象予報士)
「台風の発生や発達を考える上で、一つの目安となるのが海面水温です。一般的に台風は、海面水温が26℃~27℃の海域で発生するといわれおり、海面水温が27℃以上であれば発達する可能性があります」

「日本付近やその南の海上では、平年よりも海面水温が高いところが多く、30℃以上のところも見られる状況です」

「台風のエネルギー源となる水蒸気が供給されやすい環境となっているため、今後も日本付近や日本よりも南の海上で台風が発生し、発達する可能性があります」