今年8月、大阪・道頓堀で起きた大規模なビル火災を受け、香川県高松市にある、類似した建物を対象とした消防の特別査察が始まりました。

査察は、飲食店や店舗が地階や3階以上にあり、外に通じる階段が屋内に1つしかない建物が対象です。

今年8月、消防隊員2人が死亡した大阪・道頓堀のビル火災では、外壁広告が延焼拡大の要因だったとみられています。

きょう(11日)は高松市消防局の職員が外壁広告の有無や、消防設備の維持管理の状況などを確認しました。

(高松市消防局 竹内誠次長)
「火災をなくす、予防するのは当たり前のことですが、(さらなる)防火意識の向上を図ってもらいたい」

高松市消防局は、北消防署管内の約100件の建物について年内をめどに全て調査するということです。