四国でも大規模な被害が予想されている南海トラフ地震を想定した初動対応の訓練が香川県高松市で行われました。
四国地方整備局の総合防災訓練です。南海トラフ地震など大規模災害への対応強化をと毎年行われていて、四国に約20か所あるすべての事務所が参加しました。
災害対策用のヘリコプターや、カメラを載せた車からリアルタイムで映像を伝送するなど、デジタル機器を使った迅速な情報収集が行われたほか、災害発生時の初動対応について作業を確認しました。
(四国地方整備局 鎌田卓防災室長)
「課題を洗い直して改善していく。デジタル化について、職員が集める情報の精度を上げたい」
四国地方整備局は、今後、事業所ごとの訓練も行い、災害対応について習熟を図るとしています。